定期懇談や新規の問い合わせで親御さんと色々話をしています。慌ただしい日が多かったのですが、先々週ぐらいに落ち着きました。
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懇談で多い質問
この仕事はもう20年以上やってますからだいたいわかってます。一番多い質問は「勉強のやり方」です。次に「この時期に何を勉強したらいいのか」ですね。
過去に質問が多かった「勉強のやり方」「この時期に何を勉強したらいいのか」この2点について書いていきます。
勉強のやり方
断っておきますが、うちの塾の「勉強のやり方」は、きわめてオーソドックスです。「これをやれるだけで高得点!」のような魔法を教えているわけではありません。むしろそんな方法があれば、私が知りたい(笑)
うちは、本当に王道といえるものを子供たちに伝えています。
一人ひとりの成績、理解力、暗記のはやさなど、みんな違います。
たとえ塾でわかるようになっても、それを反復、何度も何度も繰り返し復習してくれなければ、どれだけ頭のいい子でも忘れてしまいます。
確かに「コツ」は、あるかもしれません。
しかし、大事なことは・・・
「わからないことは、そのままにしない」
「理解できた、解けることが実感できた」
その体験したことを忘れないように「復習する」
これの繰り返しです。
「見た瞬間、聞いた瞬間に記憶できて、しかも忘れない」
そんな方法があれば、とっくの昔に教えています。
そういう魔法みたいなものなどありませんから「コツコツやるんだ」といつも言ってます。
「継続こそ力なり」です
毎日の勉強を大切にしましょう!
この時期に何を勉強するのか
これは、お子様の成績、日常での勉強習慣など他の要素も関係するため大まかに分けて説明します。なお、これは中学生向けです
◇80点以上取れる子
この上位層は、苦手教科、分野が自分で自覚しています。その苦手なところをしっかり復習しましょう。
ここに注意!
全教科まんべんなくやろうとすると逆に得意な教科も伸ばせず、苦手なところも中途半端になりかねません。自分でどこを重点的に勉強するのか、それを見極めましょう。
どうしていいのかわからない場合は、塾に相談するのも一つの方法です。一斉指導形式だと宿題が多くて自分のやりたい勉強ができないこともあります。こういうときは個別指導が最適ですからぜひご相談ください。
◇60点から80点未満
おそらくわからないところは、少ない成績層です。教科によって点数のバラツキがある場合、考えらる理由は明確です
- 勉強をしっかりやったときは、高得点
- やらなければ、平均そこそこです
では、今やるべきことは、これも簡単です。あまり勉強しなかった分野の勉強です。苦手意識が強い、本当にわからない箇所です。
これは塾でその該当する分野を集中して勉強するのが、一番の近道です。できれば、授業以外でも質問できるような環境だと最高です。
この夏休みに苦手克服して期末テストで高得点を目指しましょう。
◇平均点前後
この成績層から、勉強のやり方にかなり個人差がでます。
まず覚えないとできないこと
たとえば、数学の公式、理科、社会の用語、英単語や基本英文など
こういった「こんなのいつでも勉強できる」という基礎をおろそかにしてる傾向があります。それらのことを完璧に覚えることが重要です。
一番、地味な勉強ですね
ここをきちんとやるかどうかで得点の伸びが変わってきます。
また、基本事項そのものをわかっていないということもあります。そういうときは、塾、家庭教師にお願いするのが一番です。夏休みで学校の授業もありませんから学校に聞きに行けないですからね
自分でできないところは、他の人に頼るというのも大事なんです。
◇平均点に届かない
一人での勉強が難しい成績層です。今まで学習したことの復習は、もちろんですが、自分でできる勉強が暗記に偏ってしまうのが弱点です。つまり勉強が作業になりがちです。
わからないところは、誰かと一緒に教えてもらいながら、勉強する。
そして、必ず理解してから、暗記すること
それができるようになったら、問題集を解く
この順です。
これも一人でやるのは難しいでしょうから、できれば塾で講師の近くで勉強するのが一番です。
そして
わからないところは、恥ずかしがらずに必ず聞くこと。わからないことは、恥ずかしいことではありません。
一つひとつ理解することで必ずできるようになります。もちろん、すぐにできない場合もありますが、時間をかけて、繰り返し繰り返し勉強しましょう。
あわてて高得点を望まないこと!まずは平均点を超えることからスタートです。
以上のようにあなたのお子さんに合わせて一人ひとりに最適な方法を指導しています。「夏休みは一人でやれる!」と言っていても、なかなかわからないところを克服するのは難しいです。
「タブレット教材を見ればわかるでしょ!」とその一言で終わらせてませんか?
映像教材も視聴してもわからないところはあります。どうやってできるようにすればいいのか、ご存じですか?
この機会にリアルな対面授業を経験しませんか?
わからないところが「わかった!」と実感できますよ
夏期講習の詳細は、リンクからどうぞ
お盆休みが終わると10日あまりで学校の授業が再開ですよ。
そのとき慌てないように今から準備しましょう!!
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